*「そんな人工の照明では私の絵が台無しだ。」「もうすぐ その窓から良い光が入ってくる。」撮影のために画室に入った日本のテレビ局の照明に対して。

*「モーツアルトは好きです。モ−ツアルトの様に描きたい。」

*「聖アウグスティヌスの言葉に現代の美術にぴったりと適応する言葉があります。探究は発見よりも多くを語る。」

*「私についてまたは私の作品について 他人が言った事 そして言っている事に関わらず 私は宗教画家です。」「絵とは祈りなのです。」

* アントナン・アルトーはバルテュスの青年期の作品について「彼は現代の*ピエロ・デッラ・フランチェスコだ 。」と評価したが 晩年のバルテュスはこれに対して「それは奇妙な判断で 私には現代の ピエロ・デッラ・フランチェスコを想像できません。」と言っている。

* 亡くなる半年前に 家族三人での会話。
現在の絵画は技術を失っていると批判するバルテュスに対して 春美嬢「お父様のそのお話を聞いていると 今の時代に画家はお父様ひとりね。」
バルテュス「私もそう思う。今の私は完全にたった一人の最後の画家になってしまった。」
春美嬢「お父様は 今までしてきた事をどう思っているの?」
バルテュス「うーん その質問には答える事が出来ないと思う。」

*アントナン・アルトーAntonin Artaud 1896~1948 フランスの俳優 詩人 小説家 演劇家。バリ島の演 劇から発想した身体劇を提唱。主な作品 映画「裁かれるジャンヌ」(修道士ジャン・マシュー役) 1927 評論「ヴァン・ゴッホ」1947。詩集「神経の秤」1925。小説「神の裁きと決別するために」。 演劇「チェンチ一族」