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P9。「プロヴァンスの風景」77×51 M25号程度 木板に油彩 1925
壮大な風景画で 近景の農家とその中庭 中景の山腹は遠景の小高い山の頂きまで続き 山頂には城のような建物が描かれている。粗密と色彩の遠近法が使われていないためか遠近感は表れていないが 丘陵地帯の量感はしっかりと描き表されていて 後の風景画にも通じるものがある。また手前の農家と見上げる先に建つ城と言うのは何やら象徴的で バルテュスの世界を形作る一端が表れているようだ。